- 2025年より始まった特定技能制度の運送業についての紹介です!!
1.特定技能 運送業試験の内容は?
2.特定技能運送業のテキストの内容は?
3.特定技能運送業のはどんな外国人が対象?
4.まとめ
1.特定技能 運送業試験の内容は?
1.特定技能 運送業試験の内容は?
運送業で解禁になった特定技能の運送業。2025年問題を見据えてかついに外国人労働者のドライバーについての制度が解禁になりました。そこで日本で働きたい外国人はどんな試験を受ける必要があるのかです。
一般財団法人日本海事協会 交通物流部特定技能試験担当が公表するホームページの中に直近の試験日と
合格者数が公表されていました。

公表によりますと、1月行われた試験では滋賀、ネパール、東京で試験が行われており、トラック運送の試験で152名が試験を受けており、119名が合格して78.3%と比較的高い合格率で外国人が合格しております。
今後も毎月試験は実施されるようなので気になる方は弊社のお問い合わせフォームへご連絡ください。

国土交通省は外国人ドライバーの受け入れ見込みに上限を設けており、年間で数千人の外国人を受け入れて、様子を見ていくのではないかと思われます。
2.特定技能運送業のテキストの内容は?
上記のように試験は2025年から随時行われており、ここでは外国人がどのようなテキストを使って
学習を行っていくのかを解説します。
公共社団法人 全日本トラック協会が公表している(外国人向け)トラック運転者を目指す人のための学習用テキストのリンクを見ていきましょう
https://jta.or.jp/wp-content/uploads/2024/12/ssw_text.pdf
こちら全体のボリュームとしては242ページとすべて日本語で書かれているページとしてはなかなかのボリュームです!!
全体の構成としては
・第1章 トラック運転者の基本

・第2章 運行業務

・第3章 荷役業務

・第4章 危険予知トレーニング

と基本から具体的な業務、危険予知とレーニングと幅広くも充実した内容と言えるでしょう。
外食や介護、ビルクリーニングなどのテキストも見たことがありますが日本人が読んでも内容が素晴らしいと感じます。

ざっと冒頭の目次を貼ってますが、これを外国語で学ぶなんてすごいですよね、、、、、
ただし、外国人の彼らはそれだけ家族や友人としばらく会えなくても日本での生活を夢見て日本にやってきます。

過積載など日本人でも知らない用語もしばしば出てきます、、、
日本で生活していても使わない言葉なので
この試験に合格する外国人はただ、日本に来れれば言いわけではなくて「トラック運送業」を日本でやることを志して来日するために勉強したともいえるでしょう。


こういった具体的な安全に関する問題も!日本人の新入社員向けとしても充実したマニュアルの内容となっています。
3.特定技能運送業のはどんな外国人が対象?
上記のような試験をパスする外国人とはどんな外国人なのか?を解説します。
まず、大きくは
①現在日本にいる外国人を雇う場合
②外国から呼ぶ場合
に分かれると思います。
①現在日本にいる外国人を雇う場合、日本語学校や専門学校、大学に通う外国人となると思います。
彼らの特徴としては発展途上国から日本に来て、日本の学費が払える家計という事になるので、
裕福な生まれ育ちのため卒業後はホワイトカラーの仕事を選ぶ傾向にあります。
雇い入れる上での初期費用や日本語が堪能な分理想的ではありますが、かなり高い給料や将来性を求める傾向にあります。弊社で提携している日本語学校へ求人を掲載すること自体は無料なので、一度このサイトの問い合わせフォームよりメッセージを頂けますと、掲載までは無料で支援させていただきます。
※すべての問い合わせに対応できない可能性もあるのでご了承ください。
②海外から呼び寄せる場合
現在、他業種の特定技能(建設、ビルクリーニング、介護※、外食)などの多くは海外から呼び寄せるのが主流となっております。
弊社ではスリランカ、ミャンマー、ネパール、ベトナムの現地送り出し機関と契約をしてるので必要であれば現地視察もアテンドすることが可能です。この後の記事で国ごとの特徴や、受け入れの流れについて説明します。
4.まとめ
2025年に本格的にはじまる運送業の特定技能制度。運送業では人手不足や2025年問題が不安視される中、介護や建設、ビルクリーニングなどの業種と同じく、多くの外国人が日本での生活を求めて、入国してくると思います。
また、この記事では触れませんでしたが運転中の安全面をどうやって担保するかは重要な課題でしょう。
海外では日本よりも運転は難しい場合が多いです。信号がない中、車間距離がぎりぎりで運転しているのがアジアの他国の交通事情です。
今後、外国人ドライバーの免許の取得や安全面の担保に関する記事を掲載します。
お話だけでもという方がいましたら、下記問い合わせフォームまで。
