外国人ドライバーの安全運転の教育は?

  1. 外国人ドライバー受け入れまでの流れは?
  2. 外国と日本の交通ルールの違いは?
  3. 免許は外免切り替えするのか新規で日本で取得するのか?
  4. 必要な教育は?
  5. まとめ
目次

1.外国人ドライバー受け入れまでの流れは?

こちらでは運送業の方が実際に優秀でモチベーションの高い外国人労働者を雇い入れるまでの流れを説明します。

大きくは国内にいる外国人で日本の免許を持っている場合、外国の免許だけもっている場合、

海外に住んでいて外国の免許を持っている場合などに分けられるかと思います。

まず、雇い入れを行いたい場合は弊社のような特定技能支援機関を探して、求人の内容を確定させて、御社にあった採用プロセスを検討します。(ここまで約2か月)

採用が確定したら労働局などに申請をし認可がおりたら入管へ申請して入国(海外からくる場合)が決まります。

その際はまだ日本の免許を取得していないので「特定活動」という期間は短いですが、自由度の高いビザがおります。

そこから、外免切り替えという外国の免許を切り替える手続きと試験を行って、日本語の研修を行います。

なので実務的にはその期間は先輩ドライバーの積み荷作業や、配送ルートを一緒に回り、

そのほかの時間で支援機関による日本語教育を行う事になります。(最長6か月)

その後「特定技能 運送業」へ切り替えることになります。

日本と外国の交通ルールの違いは?

特定技能の運送業に渡る外国人にとって、日本の交通ルールを理解することは非常に重要です。 特に、母国と日本の違いを知っておいて、安全に運転できるようになります。

①.任意違反 vs. 適正違反

日本では車は優先を走行しますが、多くの国では適正通行です。 特に、アジアやヨーロッパの一部、アメリカなどから来た人は、最初に明るいのが大変かもしれません。

②.標識と信号の違い

交通標識は、国際基準に似ていますが、一部独自のものもあります。例えば、日本では「止まれ(STOP)」の警戒は、日本では赤い三角形で「止まれ」と書かれていますが、海外では赤い八角形に「STOP」と書かれていることが一般的です。

③.優先ルールの違い

日本では、交差点での優先ルールが大事に守られています。例えば、横断歩道では歩行者が優先され、車両は必ず止まらなくなりません。

④.飲酒運転の厳罰化

日本では飲酒運転に対する罰則が非常に厳しく、アルコールの影響が少しでもあると判断されると免許取り消しや高額な罰金が科されることがある。

5.一時停止の重要性

日本では「一時停止」の判断がある場所では、必ず完全に停止し、安全を確認する必要があります。

日本の交通ルールは、世界共通の部分もありますが、多少の違いが多く、特に運送業に従事する場合はルールをしっかり理解して安全運転を心がける必要があります。

但し、上記にあるようなルールは外免切り替え時に学ぶので、支援機関と二人三脚でやっていければと思います。

3.免許は外免切り替えするのか新規で日本で取得するのか?

国土交通省がだしてるガイドラインでは基本は海外で取得した免許を日本で切り替える場合を想定しています。こちらはおそらく過去の外国人ドライバーの事故のデータや国際基準に照らし合わせてとの事と思います。

ここでうちの支援機関や海外の日本の事情に詳しい送り出し機関と現在話合っているのが

「日本の自動車学校に入校して日本で免許を取得する」というスキームです。

日本にくる外国人は慣れない環境で運転をいきなりやることに不安を覚えている人も多く、

雇い入れる側も不安だと思います。

なのでに日本の自動車学校に入校して、きちんと学科も実技も習得するというスキームです。

日本の自動車学校の学費は海外からくる外国人からすると高額なので、

受け入れる企業さんのほうがその金額を立て替えて、給料から返すというスキームを推奨しています。

「安全運転」が一番大切といえる運送業ではこのスキームを支援機関として推奨しています。

4.必要な教育は?

上記のように一人の外国人を雇い入れるには、企業単体では実質不可能といえます。

なので、受け入れ企業が採用を決めた時点で現地の外国人やZOOMで支援機関による教育や

自動車学校でのテキストの共有などを行い、若くて優秀な外国人が戦力にするために支援させていただきます。

5 まとめ

今回は特定技能外国人が運送業で受け入れについて紹介しました。

受け入れには多くのハードルを感じたかもしれませんが、運送業は2025年問題によって

人手不足が懸念される業界です。建設や介護など外国人の受け入れがマストになっている業界がある中

運送業の方々の外国人採用が少しでもスムーズにいくために支援機関でサポートさせていただきます。

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